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Life in London

交通

ロンドン市内は地下鉄が整備されており、多くの学生が地下鉄を利用して通学しています。東京のような満員電車に遭遇することはまずありませんので、通学は快適に感じると思います(路線によってはピーク時間帯でも座れます)。2016年より一部区間で週末の24時間運行が導入され、利便性も高いです。また、バスも頻繁に通っていますので、バス通学の学生も少なくありません。

 

ロンドン到着後まずは、オイスター・カード(日本のSuicaやPasmoに相当)の購入をお勧めします。地下鉄は同カードを利用しない場合、料金が倍程度かかります。また、バスは現金がそもそも利用できません。

 

タクシーについては、Uberが広く利用されています。数人で乗車すれば、地下鉄と料金が変わらない、若しくはやや安い場合も多く、非常にリーズナブルです。

交通
子育て
子育て

ロンドンは日系の教育機関及び医療機関が充実しており、英国内の他の地域に比べて、総じて子育てしやすい環境と言えます。教育機関の有無等から、特定のエリアに同年代の子供を持つ家族が集まりやすい傾向があります。

 

日系幼稚園はいくつかありますが、純粋な日系幼稚園もあれば、現地校とのハイブリッド(一週間のうち、何日かは日系、何日かは現地校)もありますので、柔軟に選択可能です。主な日系幼稚園としては、前田幼稚園(Acton・Finchley)、文化幼稚園(Acton)、ハイブリッドはさくら幼稚園(Ealing Broadway)等があります。日系の小学校は、ロンドン日本人学校(West Acton)が有名です。

 

2歳以下の子供については、地元のカルチャーセンター等で「アクティビティ」というクラスに参加させることや遊具のある公園等を散歩することが一般的です。St Johns Wood、Swiss Cottage、Finchley Road周辺エリアでは、子供をベビーカーに乗せて散歩する日本人を頻繁に見かけます。

 

また、病院については、英国健康保険制度を利用し地元のかかりつけ医(GP)を利用することもできますが、私立の日系医療機関の方が予約をとりやすいため、子供が風邪をひいた際に早期に診察してもらうのに重宝します。日系医療機関は、日本クラブメディカルクリニック(St Johns Wood),ジャパンメディカルセンター(Acton・City)等があります。 しかしながら、これらの医療機関は私立であり受診する際は高額になる可能性もあるので、渡航前に海外医療保険に加入しておく方が良いと思います。

ショッピング

ロンドンでは、大抵のものが揃います。日本と比べると費用対効果が低いものが多いですが、日本より安いものも多くあり、買い物に関しては節約すれば日本と同等かそれ以下で過ごすことも可能です。

 

スーパー:

格安スーパーから高級スーパーまで各種あります。一般的なスーパーであるTescoを例にとると、日本食の品揃えはあまりないものの、食材の値段は日本よりも安いものも結構あります。(もちろん為替レートにもよりますが。)また、大手スーパーでは宅配も行なっており、送料はかかりますが便利です。

 

日本食材:

日本食材屋は、数は限られますが、ロンドン各地にいくつかあります。ロンドン中心部だとジャパンセンターが規模が大きく有名ですが、高いです。その他にも、らいすわいんショップ、Atari-ya、natural naturalなどの日本食材屋があります。日本食材屋は値段が高いのと、品揃えがそこまでではないので、食材自体は地元のスーパーで購入し、調味料やたまにお刺身を買うなど補助的に使う感じになるかと思います。TK Tradingというお店では宅配もしています。また、韓国、中国スーパーでも一部日本食材を取り扱っているので、日本の食材が欲しい場合はそれらも使えます。

 

洋服:

欧米サイズなので大きめです。ワンサイズ落として考えると良いと思います。イギリスではファストファッションがかなり充実していて、様々なブランドがあります。例えば、Primarkは格安ですが質もそれなりです。ユニクロは日本よりだいぶ高いのでヒートテックなどは日本から持ってきた方が良いかと思います。当然、少しお高めのブランドも充実しており、特にヨーロッパ系のブランドは日本で買うよりもかなり安いことが多いです。また、TK Maxxという、ブランド物(高級ブランドはあまりない)のアウトレットのようなお店がロンドンにいくつかあり、安く買うことができます。

 

その他(家具・家電等):

基本的にはAmazon UKで何でも揃います。家具や雑貨が欲しい場合はIKEAもありますが、中心部からのアクセスがあまり良くないです。Argosという家電や家具など幅広く扱っているお店もロンドン各地に店舗があり、通販も行っているので便利です。また、日本の百円ショップのようにロンドンにも1ポンドショップが ありますが、日本の百円ショップほどのクオリティは期待できません

ショッピング
カルチャー/レジャー

ロンドンのレジャー/カルチャーは、東京に勝ると言っても過言ではないほどエキサイティングです。

 

まず、アートに触れられる機会が多くあります。博物館、美術館が無料で開放されており、展示内容も非常に興味深いものばかりです。観光客にも有名な大英博物館やナショナルギャラリーなどは、1日では回り切れないくらいに展示が充実しています。また、インペリアルカレッジ周辺には自然史博物館やVictoria & Albert美術館、科学博物館があり、昼休みに30分程度気軽に見学するというような楽しみ方もできます。

 

また、音楽のレベルは非常に高いです。クラシック、Jazz、ロック等様々なジャンルの音楽が、様々な場所で提供されています。例えばSOHOにあるRonnie Scott'sという老舗Jazz Barは、著名アーティストによるLive演奏やDJプレイなどが提供されており、非常にレベルの高い音楽に触れることができます。その他ShorditchやCamdenTown等、音楽がさかんな町では、楽器をもってJam Sessionに参加するなどの楽しみ方もあります。

 

そして、ロンドンは周辺に多くの個性的な街があり、ショートトリップにも最適です。OxfordやBrightonに日帰りで行く、BathやStone Hengeに1泊旅行に行くなどの楽しみ方も可能です。

カルチャー/レジャー
寮生活

インペリアルカレッジは学生寮も豊富に用意しており、今年の在校生も利用しています。

ここではGradpad(woodlane)という大学院生向けの寮での体験をベースに、寮生活の様子をご紹介します。

 

学生寮は基本的に清潔に保たれており、入り口にReceptionやゲートがあるためセキュリティ面も高いです。また、Receptionはアマゾンの荷物受け取りを代行してくれるので便利です。そして、電力や水道等の手続きはすべて寮が代行してくれるため、ロンドンでの面倒な公共サービスに手を煩わされる頻度は減ります。またジムやQuiet Roomも自分のペースで利用できます。

 

寮生活の大きなメリットは、やはりクラスメートや他マスターの学生達と交流しやすい環境に身をおけることでしょう。交流部屋では毎晩のように誰かがサッカー鑑賞したり卓球したりしているので、そこに顔を出すだけで、数えきれないくらいの友人ができます。また、ウィスキー好きのクラスメートと、明日の予習を終えた夜10時頃から飲み始めて、くだらない話で盛り上がったり、将来のことを真剣に語り合ったりすることもあるでしょう。

 

一方でデメリットは、立地です。Gradpad (Woodlane) は大学まで徒歩と電車で片道40分程度のところに位置しています。少し遠いので、利便性は高くないというのが、正直な印象です。ロンドンの交通機関は日本ほど信頼できるものではないので、より大学に近い場所に住むことができれば、その恩恵は大きいだろうと思います。あとは、共用施設の利用に関するトラブルでしょうか。例えば共用のコインランドリーが、それぞれ10台ずつ程度ありますが、住人の数も多いため、洗濯機の中に服が放置されていて長時間取りにこない、服に砂がついたまま洗濯機を使用して、次の利用者の服に砂がついてしまう、というようなトラブルが起こっているようです。

 

あまり広い部屋ではないので、ご家族と一緒に来られる場合はあまりおすすめできないですが、選択肢のひとつとして、ご検討いただけると思います。

寮生活
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