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Preparation to Live in UK

VISA取得プロセス

1.必要書類(本人用・家族用)

書類の準備に手間が掛かりますが、日本人の場合はVISA(Tier4)の申請には以下の書類が必要となります。筆者申請時と状況が異なっている場合もありますので、詳細は入局管理局のガイダンス(https://www.gov.uk/government/publications/guidance-on-application-for-uk-visa-as-tier-4-student)をご参照ください。

(本人分:Tier4)

  • ビザ申請フォーム(必須。入国管理局ホームページ(https://www.gov.uk/tier-4-general-visa)にアカウントを作成の上、入力。ビザ申請時に印刷したものを提出する必要あり。)

  • パスポート(必須。渡航の際に使用するもの。)

  • VISAセンター予約票(必須。東京、大阪にそれぞれ一か所ずつVISAセンターあり(http://www.vfsglobal.co.uk/Japan/Japanese/applicationcentre.html#1)。VISA申請フォームの入力を終えた後、予約取得画面に移行するのでその際に印刷。)

  • 結核検査(該当する場合は必須。直近に海外での長期間の在留歴がある場合、滞在国によって必要。なお、検査可能な病院が指定されているが、日本には指定病院が無いので在留国を発つ前に検査を受けておく必要あり。)

  • 資金証明(任意。奨学金・社費負担レター、通帳コピー。ImperialはTier 4 Sponsorに指定されているので、基本的にVISA申請時には不要であるものの、入国管理局によれば抜き打ちで求められる可能性ありとのことなので、心配な場合は準備。通帳コピーについては、表紙裏見開きページの業者による英訳が必要で、必要残高が28日以上口座に収まっていたことを証明する必要あり。必要残高については、入国管理局作成のマニュアルを要参照。)

(家族分:Tier4 Dependent)

本人分と同様の書類に加えて、以下の書類が必要となります。なお、詳細は入国管理局のガイダンス(付帯家族用: https://www.gov.uk/government/publications/guidance-for-dependants-of-uk-visa-applicants-tiers-1-2-4-5)をご参照ください。

  • 戸籍謄本(必須。家族関係を証明する書類として必須。原本+業者による英訳。なお、3か月以内に取得したものでないと不可。)

2.各書類記入・準備における留意事項

  • CAS番号の取得:CASが大学から発行されるのは、6月以降。CASはVISA申請フォームに記載する必要があり、これはないと申請手続きを進めることは不可。また、条件付き合格の場合は、条件を満たさないと発行されない。なお、必要な情報・条件が満たされてから、CASは通常一週間程度で発行されるとの由。但し、緊急の場合は要交渉ではありますが即日発行してくれる場合もあります。

  • パスポート:手持ちのものが古く、新しいもので留学する予定の場合、可能な限り早めに取得する必要あり。大学によるCASの発行のために、新しいパスポートの番号が必要。

  • BRPの回収場所:VISA申請フォーム入力後にBRP回収場所の指定を求められるが、Imperialは大学で回収可能なので、その旨入力。

  • VISA取得費用・NHS保険料:VISA申請予約を行う際にウェブベースで支払いが必要となるので、手元にクレジットカードを用意。

3.VISA取得にかかるスケジュール感

VISAセンターにて申請後、通常であれば3週間程度で取得可能です(自宅等への郵送も可)。至急の場合は、所定の料金を支払い3日~5日程度で取得も可能です(が、高いです)。詳しくはVISAセンターホームページをご参照ください。

なお、プロセス全体の流れは、以下の大学ホームページをご参照ください。

大学ホームページリンク:https://www.imperial.ac.uk/study/international-students/visas-and-immigration/applying-for-a-student-visa-overseas/application-forms-outside-the-uk/

VISA取得プロセス
住居探し
住居探し

家族を帯同される方は、学生寮(Gradpad)を利用せずに自力で物件を確保する場合が多いです。現地不動産会社の他、日系の不動産会社経由で住居を探すことが可能です。現地業者と直接やり取りをするのはかなり大変と思われますので、手間を節約する場合には日系業者に頼ったほうが良いと思います。なお、業者によってはスカイプでの内覧も可能です。

1.日系不動産屋紹介

※この他、ジャパンホームズ、ジャパンレッティング、ジャパンサービス、京サービス、鈴与興産等、日系不動産屋は多数あります。

日系不動産屋の自己管理物件ではないフラットを契約する場合、仲介手数料(筆者の場合、600£)が発生するとのことですので、候補を挙げてもらう際に確認をしておいた方が良いと思われます。

2.幼稚園・学校情報

子供がいる場合、通学の便を考えて幼稚園・学校付近に住む方が何かと便利と思います。日系幼稚園・学校があるところであれば、日本人も比較的多く、日系スーパー・医療機関もあるので、何かと便利かと思います。代表的な学校を以下にて紹介します。なお、幼稚園については週のうち一定時間分について、居住する自治体から補助金を得ることが可能です。詳細は幼稚園にご確認ください。

  • 英国前田学園(アクトン、フィンチリー):特に人気の高い幼稚園で、入園にしばらく時間がかかる場合もあり。通園バス有り。HP:http://www.maedagroup.co.uk/

  • ロンドン文化幼稚園(アクトン):比較的小規模な幼稚園。通園バス有り。HP:http://www.londonbunka.com/index.html

  • さくら幼稚園(イーリングブロードウェー):現地校併設の日系幼稚園。午前中はさくら幼稚園、午後は併設の現地校というハイブリッド型での教育も可能。

  • ロンドン日本人学校(アクトン):小学部及び中学部。HP:http://www.thejapaneseschool.ltd.uk/nihonjingakko/

渡航準備

1.海外保険

一年分の海外保険に加入しておくと、当地日系クリニックを安心して受診できます。保険に未加入の場合、日系クリニックを受診すると高額な受診料を自己負担することになるので要留意です。保険の比較は、以下のサイト等が参考になります。

http://www.aienu.com/ryu/index_ji.htm

但し、留学生は当地の公的な健康保険には強制的に加入されるので、現地GP(General Practitioner)への受診は海外保険に入らなくても問題なく受診できますが、当地到着後、住んでいる地域のGPに登録を行う必要があります。

 

2.航空券

当地滞在期間が一年なので往復航空券の購入ができませんが、Expedia等で比較的安価に片道ずつ購入することは可能です。航空券を安く入手するために、渡航日程を早めに決めて、出来るだけ早い段階で航空券を確保することをお勧めします。

 

3.引っ越し業者

海外引っ越しを請け負っている会社は多数有りますが、日通、ヤマトあたりが有名です。荷物の発送時に住所が決まっていない段階でも荷物の発送は可能ですし、場合によっては当地での留め置きも可能だと思います。但し、その時の状況にもよると思いますので、引っ越し会社に事前に確認することをお勧めします。なお、日常生活に必要なものは当地で入手可能ですので、余程のことがない限り飛行機の手荷物で何とかなってしまうと思います。

渡航準備
インフラ・役所申請関連

1.Oyster Card(学生用・定期含む)

学生用のOyster Cardを作成すると、地下鉄等の交通料金が割引になります。手続きは以下のウェブサイトで行えますので、出来るだけ早く入手することをお勧めします。

https://tfl.gov.uk/fares-and-payments/adult-discounts-and-concessions/18-student

また、定期の購入も可能です。Oyster Card作成後、ウェブサイト(https://oyster.tfl.gov.uk/oyster/entry.do#)でアカウントを作成すると、このアカウントを通じて定期の購入可能です。但し、クレジットカードの作成が事前に必要です。

2.携帯電話

SIMフリーの携帯電話を事前に日本か、当地で購入します。iPhoneを利用されたい場合、当地では割高なので事前に日本での購入をお勧めします。SIMカードはヒースロー空港でも購入可能ですが割高ですので、余裕があれば街中でSIMカードを入手(スーパー等でも置いています)し、その後、必要なプランをTop upするのが良いと思います。

いろいろと比較してみると、金額的にはgiffgaffがお得だと思います。(https://www.giffgaff.com/

なお、この会社の場合、SIMカードを日本にも発送してもらえますので、日本を発つ前に入手しておくことも可能です。以下のリンクを活用ください。(http://kentagiffgaff.hatenadiary.jp/entry/2017/04/29/111734

 

3.インターネット

英国の主なインターネット会社は以下の通りです。

BT https://www.productsandservices.bt.com/products/broadband-packages

SKY http://www.sky.com/shop/broadband-talk/

Virgin http://store.virginmedia.com/broadband.html

Talktalk https://sales.talktalk.co.uk/product/broadband/simplybb

また、日系のOrbixという会社(https://www.orbixinternet.co.uk/)もインターネットサービスを提供していますが、若干割高です。英国の会社でも手続きはほぼネットで済みますので、英会話に自信がなくても心配はあまりしなくても良いと思います。なお、申し込みから実際の工事まで1~3週間は最低でもかかりますので、到着後すぐ自宅でのネットアクセスが必要になる場合は、wifiルーターを持ち込んで暫くしのぐことになります。データSIMも空港で購入可能ですが、携帯電話と同様に街中の方が割安です。

3.電気・ガス・水道

賃貸契約の際に大家さんもしくは不動産業者に、電気・水道の供給業者を確認し、ネットでアカウントを作成すると、数か月に一度、請求書が送付されてきます。この支払についても、アカウントを通じてクレジットカードでの支払いが可能です。大家さんがすでに供給業者に登録を済ませてしまっている場合もありますので、まずは確認をお勧めします。入居後に、各メーターの数字を写真に撮っておくと良いです。なお、家賃に一定額を上乗せすることで、水光熱費込みとする形で交渉することも可能です。

4.銀行口座開設

先ず、大学のe-studentのウェブサイトから在学証明書の作成を大学に依頼します(在学証明書の宛先は、口座開設を申し込む支店を指定してください)。口座開設には在学証明書の原本が必要になりますので、郵送を選択するか、シェフィールドビル窓口での受け取りが必要になります。その後、口座を開設したい銀行の支店にアポイントをまず取り、指定された日時に出向いて、在学証明、パスポート、BRP等を提示します。これで口座は開設されますが、クレジットカード・ピンコードの送付は1週間程度かかりますので、留意ください。

5.Council Tax(減免関連手続き含む)

※以下は筆者が居住しているイーリング区での事例です。居住している区によって異なる場合がありますので、必ずご自身で区のホームページなどをご参照ください。

 

先ずは、居住している区(borough)のホームページを通じて、転入届を提出します(但し、銀行口座情報を求められますので、まずは口座の開設が必要です。また、不動産屋が代わりに出してくれる場合もあります。)。1~2か月程度でCouncil Taxの請求書が送付されてきますので、フルタイムの学生ということでホームページを通じて減額申請を行います。なお、家族と一緒に来られており配偶者に収入がない場合、同時に担当部局に配偶者も無収入であり完全免除を申請したい旨、メールをします。しばらくすると、パスポートとBRPのスキャンデータを求められますので、メールにて送付します。なお、Ealing区の該当ウェブサイトは以下の通りです。

転入届:https://www.ealing.gov.uk/site/xfp/scripts/xforms_form.php?formID=179&language=en

Council Tax免除申請(学生用):https://www.ealing.gov.uk/site/xfp/scripts/xforms_form.php?formID=164&language=en

6.在留届

当地に到着し、落ち着いたら大使館のウェブサイトを通じて、在留届を提出してください。テロ事件・災害が起きた際に、メールで情報が展開されます。

在留届:http://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/index_000024.html

インフラ・役所申請関連
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