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合格体験記
2024/2025

A

プロフィール

  • 出願ラウンド: 3rd

  • 入学時年齢:34

  • 家族帯同:有

  • 職歴:金融 (メガバンク→国際公務員)

  • 学歴:大学(文系)・大学院(文系)

  • 海外経験:帰国子女・海外出張

  • 私費・社費:私費

  • 他受験校:LBS・Bayes

  • 他合格校:Bayes

  • キャンパスビジット:有

  • 推薦状の依頼先: 前職場及び前々職場の上司2名

Why MBA?

  • ​国際公務員として今後もキャリアアップしていく為には、異なるバックグラウンドを持つプロフェッショナルの中でリーダーシップを発揮し、ビジネスを包摂的に理解する必要があります。これらのいずれにもチャレンジできる場所として、MBAで学ぶ事が最も効率的だと考えたからです。

Why Imperial?

  • ​ファイナンスに強く、1年で修了できることは、早くビジネスに戻りたい私にとって魅力的でした。また、STEMに強い総合大学としてImperialが有名であることも、私の決定打の1つでした。私自身には理系バックグラウンドは一切ありませんが、昨今のAI・テック産業の躍進は目覚ましく、少しでもこの分野に触れる機会を増やして自身の視野を広げたいという思いがあったため、この希望を叶える意味でもImperialは良い進学先だと考えました。

TOEFL / IELTS

  • ​私は双方を受けた上で、TOEFL→IELTSに転向しました。TOEFLとの付き合いは10年超と長かったため当初はスコアアップの上でTOEFLで出願する予定でした。ですがIELTSを試しに受けてみたところ、テスト形式が私に合っていたらしく、約3ヶ月でスコアメイクができたため結局はこちらのスコアで出願しました。

GMAT/GRE

  • ​こちらについても、私は途中でGMAT→GREに転向しました。試験対策を開始しておよそ15ヶ月はGMATを集中的に対策しましたが、mathの点数は安定せずverbalは低空飛行を続けていたため、思い切ってGREに切り替えて5ヶ月はほぼ毎月試験を受け続けました。GREではmathの点数を安定させることができ、verbalに集中することができたため、結果としてはスコアアップに繋がりました。

エッセイ

  • ​Imperial のエッセイでは、志望動機や展望するキャリアなどのオーソドックスな質問に加え、MBA修了後のキャリアについて一歩踏み込んだ質問がありました。確か、受験者がMBA修了後のキャリアにおいて重視される能力やスキルを挙げ、これまでの自身の経験でどの程度これらの能力やスキルを満たしているのかを確認させるもの…だったと思います。加えて、そのうえでMBA在学期間を通して得たい能力・スキルなどを明記する質問がありました。これらに回答することで、ふんわりとした展望キャリアをより具体化し、自身がMBAで学ぶ目的を再確認することができました。

インタビュー

  • ​私はMBA卒業生との1対1のオンラインインタビューを受けました。インタビューは終始和やかで、私自身は質問に対して短く適切に回答することを心がけました。最後の逆質問では会話が盛り上がってしまい、持ち時間(30分)を超過(1時間程度)しつつもとても丁寧に回答してもらえました。

メッセージ

  • ​私はMBA受験を決め、学校調査を行って初めてImperialの存在を知りましたが、Admissionや在校生・卒業生と対話を重ねるたびに、同校を魅力的だと思うようになりました。いざ入学してみると充実したプログラムはもちろん、アントレ支援やキャリア支援なども大変手厚く、新しいことにチャレンジしやすい環境が整っていることを実感しています。やる気に満ちた同期生との出会いもとても刺激的です。

B

プロフィール

  • 出願ラウンド: 4th(24年5月)

  • 入学時年齢:30

  • 家族帯同:無

  • 職歴:金融機関7年勤務(銀行4年、投資銀行3年)

  • 学歴:文系(経済)

  • 海外経験:無し(かつ大学受験無し)

  • 私費・社費:私費

  • 他受験校:ESADE, LBS, Cambridge, Chicago Booth

  • 他合格校:ESADE

  • キャンパスビジット:無

  • 推薦状の依頼先: 現職の上司2名

Why MBA?

  • ①投資銀行業務において、投資家等に対して、自分自身がグローバルに組織を動かして提案〜執行まで金融サービスを提供する必要性を感じた為です。
    ②取引先のCEO/CFO等に自らプレゼンテーションを行った際に、ファイナンスに加えて経営全般の知識を網羅し、自分の言葉で説明出来る必要性を感じました。特にビジネスサイドの知識・経験に興味を持ちました。

    ③(エッセイには書いてないですが)社会人生活では難しい、利害関係が無いピュアなネットワーキング(友人作り)を行いたかったのも、志望動機の一つです。​

Why Imperial?

  • ​①ロンドンの立地。特に投資銀行業務においては、ロンドンは依然ヨーロッパにおける金融ハブと認識しており、現地でのネットワーキングも含めてロンドンに魅力を感じました。また、Imperialはロンドン中心地に位置し、立地メリットをより享受し得る環境にあります。
    ②「総合大学の中にあるMBA」としての魅力に惹かれました。Imperialは世界2位/ヨーロッパ1位(QS)の理系分野に強みがあり、EntrepreneurshipやSustainability等とビジネスのコラボレーションの機会が多いです。
    ③Imperial はイギリスにおいてOxbridgeに引けを取らないReputationを獲得しており、MBAの受験結果を含めて優秀な同期が多いです(その中でも、日本人はAdmissionから英語のスコア以外の部分も、期待・評価してもらえる印象を持っています)。日本における知名度は改善の余地がありますが、日本人に取って魅力的なMBAだと思います。

TOEFL / IELTS:IELTS (Overall7.0 : L7.5/R7.0/W6.5/S6.5)

  • ​IELTS受験、会場は市ヶ谷のバークレーセンター(日本語で可能な限り説明を受けることができる、かつ運営慣れしており受付がスムーズ)、スピーキング→コンピューターテスト受験の順番が、コンピューターテスト前にWritingのテンプレートの確認ができるため、個人的おすすめです。
    塾・教材は、Y.E.S.のリスニング講座及び基礎文法、Andy田開勉強会(TOEFL)、E4TG、DMM英会話(ネイティブ)受講に伴うiKnowの無料利用、薬袋善郎『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』、TOEFLの無料リスニングアプリが、特に費用対効果が高く感じました。
    TOEFLからIELTSに転向しましたが、IELTSはライティング形式が独特の為、テンプレートを覚えて試験に臨むスタンスが有用でした。スピーキングは割り切って、毎週IELTSを受験し、スコアが出るのを待ちました(スピーキング力底上げを図る観点で、初めにE4TGを受講したことは役立ちました。またNishも良い評判を聞きます)。

GMAT/GRE:GRE (V152、Q167 (アプリケーション提出後にリスコア後の最終スコア))

  • ​アプリケーション提出時に、GREの再受験予定を聞かれた欄が有ったため、YESと回答し受験予定・結果についてアドミッションと密に連絡を取りました。

  • 主要な塾(かつ当初はGMAT対策)に通ったものの、対策しきれなかったのが正直な所ですが、GREを選択したことでVerbalの準備に特化出来たことは、唯一良かった点でした(一方でGMAT新形式の方が、数学の比重が上がっているため、この辺りは皆様の優先順位に沿った形で対策ください)。

  • 私は実践しきれませんでしたが、GRE対策の理想は、ジェイマスを一周してQを固めた後、GREの単語暗記+オフィシャルガイド+Affinity講座受講が一例でしょうか。

  • GRE(verbal)試験中は、読解問題に時間を残す様に心掛けました。

エッセイ

  • カウンセラーのSam Haldemanと2~3日でCVやエッセイの雛形を作成後、Imperial用にカスタマイズしました。
    Why Imperialの①、②に沿う形で、案件・取組みを抽出し記載しました。案件内の数字をコンプライアントに記載出来る場合(例:関与人数、株価の変化率等)は、インパクトを強調するため、積極的に数値化しました。また、学校が強みと認識している、ロケーション(London), Entrepreneurship, Sustainabilityの要素を散りばめて記載しました(在校生 or アラムナイとコーヒーチャットし、授業やプログラムの解像度を高めておくことが望ましいです)。さらに、実質最終ラウンドにアプライした為、出願直前まで案件責任者を務めていたことを強調しました。
    MBAの重要トピックの一つである多様性については、Imperialが謳っており魅力ではあるものの、自身が多様性に関する分かりやすい事例がなかった為、この点はエッセイでは強調せず、インタビューで触れる程度に調整しました。

インタビュー

  • ​インタビューに招待後に、アラムナイ5名(含むGlobal Online MBA)とコーヒチャットを実施したところ、 協調的な姿勢が重視されることが分かったため、この点を自らに刷り込み、その上でエッセイのキーワードを網羅した上で、Samと練習しました。当日は、アドミッションチームの面接官と、30分インタビュー実施しました。エッセイに沿った真っ直ぐな質問が多かった印象です。

メッセージ

  • ​全体感として、私は純ドメの為スコアメイクに時間を要し、かつ仕事との両立に苦しみ、24年3月末からMBA出願を始めるスケジュールになってしまいました。加えて、GREのverbalはImperialの公式基準に当初届いていませんでしたが、最終的に幸運にも合格を勝ち取ることが出来ました。苦しい状況においても、前向きかつ冷静に進み続ける意欲が大切であったと感じています。

  • 個別論では、スコアメイクはIELTS/GRE受験を決断したことが大きな転換点になりました。また、最後はカウンセラー等の力を借りてなんとか間に合ったものの、可能な限り12月or 1月までの早いラウンドに出願されることを推奨します(Imperialはスコアが未達の場合も、早いラウンドであればスコアメイクを条件としたConditional Offerを受領後に、再度スコアメイクを行う時間を確保出来る可能性が有ります)。

  • 皆様の受験生活の一助になることが出来ればと存じますので、コーヒーチャット等お気軽にご連絡下さい。

C

プロフィール

  • 出願ラウンド: 2nd

  • 入学時年齢:27

  • 家族帯同:有

  • 職歴:コンサルティング5年

  • 学歴:文系(商)

  • 海外経験:中期留学4か月

  • 私費・社費:私費

  • 他受験校:Manchester,Warwick

  • 他合格校:Manchester,Warwick

  • キャンパスビジット:無

  • 推薦状の依頼先: 職場(元上司2名)

Why MBA?

  • 稚拙な考えですが、大学時代にMBAの教材に触れる機会があり、ずっと心の中で憧れを抱いていました。長期的にファミリービジネスに戻ることを考え、多様性のある環境で国際社会に通じるリーダーシップを身に着けたい、将来的にビジネス価値を上げる可能性のあるネットワークを広げていくことを理由にMBA受験を決断しました。また、前職がバックオフィス業務の改革を専門としていたこともあり、もっと視野を広げたいという思いも、MBAへの思いを強くしたと思います。​

 

Why Imperial?

  • 妻も帯同することも考え、1年プログラムおよび英語圏でプログラムを探し始めました。一年を通して、様々なチャレンジができるプログラムや環境(Global Experience Week, Imperial Innovation Challenge,Enterprise Lab等 )であることに魅力を感じました。最終的には、3校からオファーを受けた時点で、学校のブランド力という点もありましたが、3校の中で一番クラス内の国籍が分散されているImperialに決めました。​

 

TOEFL / IELTS:IELTS (Overall7.0 : L7.0/R7.5/W7.0/S6.5)

  • ​自分は、IDP IELTS東京センターで計3回(2023年3月、5月、11月)受験しました。ReadingとListningは、TOEIC900点台を取得してからは、iKnowや単語帳で単語対策のみ行いました。スピーキングは、2022年6月から1年間ネイティブキャンプのフリートークと5分間ディスカッションを継続したことで、英語で話し続ける能力が付いたと思います。ライティングは、いくつか教材を買いましたが、特に『IELTSライティング徹底攻略』を読み、自分の型を作った上で、グラマーやトピックに合わせた語彙を幅広く使用するように心がけました。IELTSで大事な点は、英語力を図る試験であることをしっかり理解しておくことだと思います。エッセイや話の中身より、いかに幅広い表現を使うことができるかに時間をかけるべきだと自分は途中で気づき、点数が伸びました。

 

GMAT/GRE (新GMAT 605(72st) Q83(81st) V80(57th) D77(63rd))

  • ​GMATも計3回受験(2023年10月(旧GMAT)、11月、12月。IELTSで一定のスコアが取れ終えた6月以降にGMAT対策を開始。基本的には旧GMAT対策を行っていましたが、Verbalの比率が落ちる新GMATに受験を変更しました。教材は、MBA.comのOfficial TextbookとPractice Examを買い漁りました。新GMATになってからData Insightsの難易度が上がったように感じており、本番でかなり苦戦してしまいました。

 

エッセイ

  • ​2023年5月と6月でAgosの塾を受講しましたが、10月より本格的にエッセイ作成に取り掛かり、1~2週間に1回程度、アゴスのカウンセラーとMTGを持ち、FBを依頼。自分は10月~12月の間は休職して、MBA受験の準備をしていましたが、本来、仕事をしながらIELTS/GMAT/エッセイの同時並行はかなりタフになるので、現実的かつ余裕のあるスケジュール設定をお勧めします。エッセイの中身は、過去に経験したプロジェクトでの課題、その課題をどのように解決したか、会社への貢献がどの程度があったかを記載しました。後のインタビューで、オリジナリティのあるバックグラウンドを褒められたので、いかに多様性のあるクラスに貢献できるかという点がみられているような気がしました。

 

インタビュー

  • ​インタビュー前は、一度アゴスで面接練習を行ったうえで、想定質問と回答を準備しました。中国在住のアラムナイとオンラインでインタビューを行い、精神安定剤として手元に想定質問リストを用意していました。また、Warwick, Manchester, Imperialの順番で面接を受けていたので、少しずつ慣れてきていたと思います。インタビューでは基本的な質問のみで、自分はLeadershipの発音がわかりにくいねと最後に言われましたが、オファーをもらうことができました。インタビューに進んだ時点で英語力を気にする必要はないと思います。

 

メッセージ

  • 自分は卒業生にコンタクトをしたことはなかったですが、MBA卒業生や現役生に話を聞くことで受験のコツや各プログラムの解像度も上がると思います。受験終了後も、合格者で集まるイベントや企業主催の壮行会も開かれるので、受験時から各地でコネクションを作ることをお勧めします。Imperial Collegeにのみならず、イギリスMBAに少しでも興味がある方はいつでもご連絡ください!

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